皆さま こんにちは!
尼崎の別府どんこと、別府けんいちです。(*´ω`*)

行政視察2日目は、群馬県前橋市へ行って参りました。
1.前橋市の空き家対策
前橋市の空き家率は15.9%、全国では13.5%と全国平均よりも高くまた、人口は減少、総世帯数は増加しています。
1-1.本市の空き家対策事業の概要
そこで市条例の整備を行い「事業者の責務」「特定空家等以外の空家等の所有者への助言・指導」「所有者不明な空家等に係る緊急応急措置」を特色とし前橋市空家等対策協議会を設置しました。構成メンバーには、行政関係者以外に弁護士、司法書士、土地家屋調査士、宅地建物取引業者、不動産鑑定士、行政書士などです。
1-2.空家等対策計画について
計画の基本理念は、「快適な住環境の保全」「安全で安心なまちづくりの推進」「空家等を活用した定住の促進」を基に空家利活用センターの窓口設置、また不動産関係団体と空き家利活用ネットワーク事業を実施。そして空き家対策補助制度の導入「空き家等を活用した二世代近居・同居住宅支援事業」「リフォーム補助(住居支援・特定目的活用)」「老朽空き家対策(解体費補助)」などを行なっている。この事業の特色は、定住の促進や市内業者限定であることが活性化に繋がる仕組みにしていました。

2.前橋市 橋梁長寿命化修繕計画
前橋市の管理する橋梁は、今後高齢化していく橋梁に対して一定時期に費用が集中することが予想され維持管理が困難になる可能性があります。
長寿命化修繕計画の方針として「管理橋梁の状態の把握」「予防的な対策の実施」「対策の優先度の評価」「PDCAの実践、市民との協働」を行います。
長寿命化修繕計画の効果として約64%のコスト削減効果があることがわかりました。

今回の前橋市の取組をよく学び、尼崎市政に生かして参ります。
ありがとうございました。